高市内閣は何を実現?初会見で「最優先は物価高対策」と強調 消費税減税はどうなった?
(高市早苗総理 きのう午後10時過ぎ)
「高市内閣の最優先事項は、国民の皆様が直面している物価高への対応」
就任後初の会見で「最優先は物価高対策」と強調した、高市総理。以前から焦点となっている政策としては、まず「ガソリンなどの値下げ」、次に「103万円の壁の引上げ」そして「消費税減税」などがあげられますが…
(高市総理)
「ガソリンの暫定税率は速やかに廃止する」半世紀にわたり続いてきた、ガソリンの暫定税率は速やかな廃止を明言。これで1ℓあたり25.1円下がる計算です。軽油についても暫定税率廃止の方針を打ち出し、燃料費の値下がりは遠くないうちに実現しそうです。また、過去にも行われた電気・ガス料金の補助はこの冬も実施の方針です。そして、次は…
(高市総理)
「いわゆる103万円の壁も引き上げる」
いわゆる103万円の壁も引き上げを明言。しかし、ここまでは与野党既に合意済みの事で、実現はいわば当たり前。問題は消費税減税。これについては、一言も言及しませんでした。
「知恵を振り絞ってスピーディーに取り組んでいく」
前の選挙では、野党各党が減税を打ち出し、自民が否定的だった中、歴史的大敗となりました。今回、連立相手の日本維新の会との合意事項に「検討する」と含まれていて、今後どうなるのかが注目です。その代わりに打ち出したのが「給付付き税額控除」。納税額の低い”低・中所得者”を救うための制度です。
例えば、税金の控除額が10万円の場合、税額が12万円であれば、納税は2万円で済み10万円得ですが、税額が3万円の場合何も恩恵はありません。しかし、給付付き税額控除は、控除額に満たない7万円を逆にもらえるという制度で、所得の低い人も得をする制度です。また、参院選で自民が公約として掲げた1人2万円の給付金は、選挙で支持されなかったとして実施しないとしました。
(高市総理)
「あらゆる知恵を絞ってできるだけスピーディーに取り組んでいく」
高市内閣の、一丁目一番地の物価高対策。可能な限り、早く実現する必要があるのは言うまでもありません。
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https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2243137
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