初の“ナイター党首討論” 「消費減税」「ガソリン税」物価高対策めぐり論戦…石破総理が“気色ばむ”場面も【news23】|TBS NEWS DIG

夏の参院選を前に初めて“ナイター”での党首討論が行われました。「消費減税」や「ガソリン税」など、物価高対策をめぐり野党と石破総理が論戦を交わしました。
■初の“ナイター党首討論” 「消費減税」「ガソリン税」めぐり論戦
初めて“ナイター開催”となった党首討論。物価高対策をめぐり、論戦が交わされました。
立憲民主党 野田佳彦代表
「コメで取り組んでいることはわかります。ただ全体の現在進行形の物価高についての対応は、私は遅すぎるし、感度が悪いのではないかと」
立憲民主党の野田代表は、政府の対策を痛烈に批判。その上で、党として掲げる、1年間限定で、食品の消費税を0%に下げる政策について同意を求めると…
石破総理
「時間がかかって、コストがかかって。社会保障の財源をどうするんだと考えたときに、消費税を食料品に限って下げるという方策には、私としては賛同致しかねます」
また、高止まりが続くガソリン価格対策として11日、立憲など野党7党は、ガソリン税の「暫定税率」を7月1日から廃止する法案を提出。実施された場合、約15円ほどガソリン価格が下がるとみられていて、11日の討論でも議題になりました。
立憲民主党 野田代表
「地方生活にとっても大事なことでありますし、物流コストを下げることにもなると思う」
石破総理
「問題は、国地方あわせて1兆5000億円。この財源をどこに求めるべきかというふうに7党は考えておられるのか」
石破総理は、早期の暫定税率廃止に慎重な姿勢を示しました。
国民民主党 玉木雄一郎 代表
「総理、また現金配るんでしょうか?」
「与党では、税収の上振れ分を使って3万円から4万円、選挙の前に現金給付するということを決めると報道がありますが、いかがでしょうか?」
石破総理
「政府の中で検討したということはございません」
国民民主党 玉木代表
「上振れた税収は、自民党のものでも公明党のものでもないですよ。それは一生懸命働いている国民の納税者のものですね」
石破総理
「私どもは、税収が自民党与党のものだなどと思ったことは一度もございません。そのような侮辱はやめていただきたい」
「国民の血税であり、そして同時に、いかにして困ってる方に手厚くするかということも考えていかなければなりません」
コメや、物価高対策。参院選を前に各党はどんな政策を打ち出すのでしょうか。
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